*CL15ボーナス:世界樹シート使用済み* >>Second Leantbryda Roehkoelwyn
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***ちょっと現状のお話*** 人間、変われる時期と、もう容易には変われない時期とがある。 逃げ続けていた彼女は、彼女を逃避行に背中を押していた不安と、 偶然や強制もあれど立ち向かう事となり、その答えを知った。
「……気にしてない。今気にしてるとすれば」 「私に向かってビクビクしてる貴女が一番嫌。そんなにフラウが嫌い?」
「呪詛に負けるわけがないじゃない。そんなに簡単に負けるほどヤワじゃないわ」
彼女はやっと、逃げていたその足を止めて彼の人の手を掴む事ができた。 だのに。 彼女はその先から『失われた』。 覚悟の末に、幸せを手に入れる筈だった瞬間に掠め取られた彼女はどのような思いでいることだろう。
いいか。人間、変われる時期と、もう容易には変われない時期とがある。 彼女は『囚われやすい』のだ、忘れてはならない――
====以下旧テキスト====
【十鳥けい】 彼女の本名は「十鳥けい」。機械のメンテナンスを仕事にしているエンジニアだ。 主な仕事内容は宇宙船「プシュケ」及び、其処に住む唯一の同居人「イヴェット = デュナン(Yvette = Dunan)」のメンテナンスである。 イヴェットは生命維持を機械部が行っている半機械人間である為、彼女の存在は必要不可欠といえる。
十鳥けいは、最初からプシュケの乗員だったわけではない。寧ろ担当のエンジニアは別にいた。 しかし、そのエンジニアは今はいない……戻ってこない。
宇宙船群「ボヤージュ」。補給艦「ホーライ」三艦を中心とする"星間移住"を最終目標とする宇宙船群。 現在は「ホーライ」の一艦「ディケー」の謎の大爆発に伴う誘爆より補給艦及び「ボヤージュ」の艦隊は潰滅。 「プシュケ」のみが残り、現在「ボヤージュ」の残骸を回収して生き繋いでいる。
けいは「ディケー」爆発時、「ホーライ」の一艦、「エイレーネ」から脱出してきた女性である。 救助ポットで脱出したけいを、「プシュケ」が回収したのである。
イヴェットがフィルトウィズに入り浸っていた為、意識のない彼女のメンテナンスに飽き、自身もフィルトウィズで楽しむようになった。 しかし、其処で問題が発生した。彼女、元ワンダラーだったのだが、其処に大問題を残してきた事に気づいたのだ……。
【ロラロナ(loralona)】 旅団「ヴァルトホルン」サブマスター。ワンダラー。 気まぐれなマスターのフラウの女性(NPC)を支え、移ろいやすい彼女の代わりに財政管理とイベント運営を任されていた女性。 ストームコーザーなりきりセットのような飾り羽根を好んで着用していた事から「風の花嫁」とも。 当時は狩人の他料理人の経験も多く学んでいたといわれている。 だが問題は彼女がワンダラーであったこと。 連日ログインしていた彼女も例外でなく、別れを言葉にする事を恐れた彼女は、マスターに真実を伝えることなく「消失の日」を迎えたという……
そしてそのロラロナのプレイヤーこそ、「十鳥けい」であった。
【逃亡中かつ、トラウマ:フラウなわけ】 そう。彼女は名前・髪色・髪型・瞳色こそ違えど、見た目はロラロナのイメチェン程度でしかない姿の「レントブリダ」を作ってしまったのだ。 重役であったロラロナがいなくなった事が、「ヴァルトホルン」を困らせた事はいうまでもない。 自分がロラロナと同一人物である事が知られてはならない。特にマスターには。絶対にだ、絶対に。 知られてしまったら社会的に、或いは精神的に*されるに決まっている!! そう、けいは……レントブリダは恐怖している。 杞憂かどうかすら定かではない、けれど、ひとつだけ確かな事があるのだ。 「黙っていなくなった」なんて、怒られるに決まっている。と……
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